作詞:黒澤 あきら作曲:市川 龍之介編曲:市川 龍之介
行きも帰りも わたしは一人日かげ女の 恋なさけあなた追いかけ いで湯の街へ倫に背いた この愛ひと夜旅を急かせて 紅をひく 逸るこゝろに ひと汽車(あし)おくれ温泉(まち)は夕暮れ 灯が点る人目逃れた 二人の宿は窓に湯けむり この愛ひと夜燃えてせつなく 罪に泣く 秋が深まり散りゆく 紅葉(もみじ)残る枝葉も 燃え尽きていつか散りゆく 運命のまゝにそんな日が来る この愛ひと夜瀬音むなしく 背中に泣く