作詞:黒澤 明作曲:市川 龍之介編曲:市川 龍之介
雨が無情に 降り続く駅の路地裏 屋台の酒に時刻(とき)を知らせる 下りの夜汽車遠のく汽笛に 線路のきしみ北へ北へと 走り行く 雨が寂しく 降る夜の都会(まち)の外れの 屋台の酒に酔ってまぎらす 背負った傷を人生こやしと 自分に問えば俺も人の子 里こいし 雨のしずくを 聞きながら煙る路地裏 屋台の酒に座る止まり木 似たもの同士北国なまりに 肩よせ合って交わす盃 情け知る