作詞:橋永 勇作曲:市川 龍之介編曲:市川 龍之介
出張(たび)の方ねと 微笑んだ白い灯台 太東岬上総訛りが 愛らしく濡れた瞳に 憂いを残す胸を揺すった 夷隅の女 貴方だけよと 頬寄せた忍び湯の宿 養老渓(たに)よ妻子(つまこ)ある身を ひた隠し熱い情けに 溺れた一夜窓に白々 夷隅の女 知っていたわと 俯いた裸祭(まつり)大原 上りのホーム別れ言葉に 蝉が泣き濡れたうなじに 悔しさ滲む連れて逃げたい 夷隅の女