能登の恋歌

作詞:山瀬 龍太郎 作編曲:市川 龍之介

岩に砕ける 外浦しぶき
避けてあなたと 風待ち港
都追われた 鴎じゃないが
離れはしません あなたの傍を
能登は日暮れて 風に舞う
萩の白さも 運命(さだめ)でしょうか

渡る世間に つまずきながら
せめて明日の 幸せさがし
気のみ気のまま 乗り継ぐ夜汽車
わがままゆるして ねえお母さん
能登が呼んでる 鬼太鼓
海がふたりの 始発の駅よ

秋も近づく 夕陽の赤さ
なんでいまさら 悔いなどないわ
沖で網打つ 小舟じゃないが
ぐっと抱いてて 抱かれていたい

能登の海岸 波高く
夢も咲くのよ しぶきの先に