♪コミック股旅演歌・尾張の虎蔵一人旅

作詞:不詳 補作:筋田 洋明 作曲:市川 龍之介 編曲:市川 龍之介

死ぬの生きるの 喚(わめ)き立て
泣いてすがって なぜ消えた
おまえってやつは 馬鹿(たわけ)な女
尾張の男を 知らぬが花よ
いまに見ておれ 東海一の
あばれ あばれ虎蔵 はぐれ旅

台詞
別れりゃあかの他人・・どうでもいいことよ
思い出しちゃ いけねぇ
世間の風も俺らにゃ向かい風 自棄(やけ)を熾(おこ)しちゃ男が廃る
甲斐性なしの半端者だが
だがよ・・今に見ておれ こんな男がいたかよと 山のかけすが誉めて鳴く

惚れたはれたも ご法度の
男磨いた 金の鯱(しゃち)
おまえってやつを 見返すためと
道中合羽に 情けはいらぬ
いまに見ておれ 東海一の
あばよ あばよ虎蔵 流れ旅

やっと逢えたが もうおそい
惚れたおいらが 馬鹿だった
いまさら未練は さらさらないぜ
知多半島を 飛び出た俺にゃ
足手まといさ 足がる女
ままよ ままよ虎蔵 ひとり旅