♪浮雲哀歌

作詞 夏田 亮
作曲 市川 龍之介
編曲 市川 龍之介

薄むらさきに 流れる雲よ
どこまで行けば 淋しさ消える
あなたいまでも ひとりでしょうか
未練ごころの 切なさよ
人の子ゆえに 愛ゆえに
あぁ、山の残雪 目にいたい

夜明けの列車を 乗り継ぎながら
春まだ浅い 古城の町よ
あなたいまでも 憶えてますか
草を枕の あの歌を
わがまますぎた 若すぎた
あぁ、川のせせらぎ 声哀し

桜のつぼみ 薄くれないに
散るため開く さだめの色ね
あなたあれから しあわせでしょうか
女ごころの はかなさよ
思い出ひとつ 愛ひとつ
あぁ、旅の夜風が 身にしみる